ハンナ・アーレントに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『ハンナ・アーレント』に投稿された感想・評価

tan

tanの感想・評価

4.0

タイトル通りアーレントが主軸で、アイヒマンやナチの部分はメインではない。文章を公表したことで、どのような炎上が生じたのかを知れた意味で良かった。ラストは圧巻だった。

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映画に関わらない…

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このレビューはネタバレを含みます

とても考えさせられる映画。
ホロコーストの命令に対して、何も考えず忠実に実行した、ナチスドイツの勤勉な役人がいた。
ニュルンベルグ裁判で裁かれる彼を見た、ユダヤ系米国人哲学者のハンナ・アーレントは、…

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こへ

こへの感想・評価

3.6

ハンナアーレントはドイツ系ユダヤ人の政治哲学者。
彼女は、ユダヤ人を処刑所へ輸送する役割を担っていたアイヒマン被告の裁判を傍聴し、ユダヤ人への憎悪もない平凡な市民であった彼が全体主義の中で人間性を奪…

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多くのユダヤ人を虐殺したアイヒマンに対して、怒りのみでなく冷静な視点で研究し自論を唱えたユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの生涯を描いた伝記映画。

2022年254本目。

本作で紹介されるアイヒマ…

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哲学者であり収容所経験のある彼女が、アイヒマン裁判から「悪の凡庸さ」を見出すお話し。そりゃあ家族や愛する人を殺された側からすると絶対的な巨悪でしかなく、彼女の論は耐えられないと思う。感情と向き合いな…

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アイヒマン裁判に関心があって、課金してみてみた。アーレントが裁判傍聴を経てどんな論考を発表していたのかはなんとなく知っていたけど、当時こんなに論争を巻き起こしていたことは知らなかった。そしてなぜそん…

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I

Iの感想・評価

3.8

心理学の専門で
Human condition という説明が出てきたためここにきた

アメリカの知識層はハンナから生まれたこの概念を大切にしているそう。
新自由主義的な人たち

心理学の危うさを考え…

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人は、受け入れたくない真実に対し、牙を剥く

彼女のような人の発言を、いったん受け止めて、自分の既存の考えと照らし合わせ、真実を見極められる柔軟性と、これまでを否定する勇気をもてるかどうか。

この…

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haruka

harukaの感想・評価

4.2
悪の境界線がどこなのか、善人と悪人、考えさせられたし考え方が変わった映画。
雨と月

雨と月の感想・評価

3.9

悪とは何なのかをとても考えさせられた。
凡庸な悪の恐ろしさ。
思考停止してしまうことで人間は悪魔にもなれる。
このことを絶対に忘れてはいけないと思った。
批判されても自分を貫き通したハンナアーレント…

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