いかにもアメリカらしい作品。
大統領と娘を全力で護る男の話。
主人公ジョンが強いのはもちろんだが、守られるだけではない大統領も、勇敢な旗振る娘も、ホワイトハウスのツアーガイドまでもがその得意なところを発揮し闘うのが最高に面白い。
単純明快であり、ハラハラしつつも安心感もある。
ところどころクスッと笑えるシーンがあるのも良い。
個人的には人間味のある大統領がよかった。
革靴ではなくエア・ジョーダンに履き替えたり、マシンガンやロケットランチャーまでも撃っちゃうなど、行動がだんだん大胆になっていくのも見どころ。
私利私欲のためではなく、ただただ純粋に「世を変えたい」という大統領のセリフを、今の世を思いながらしみじみと噛み締めてしまった。
ツッコミどころもあるけど、細かいことは気にせず、ただ爽快に楽しめばいいのではという作品。
スカッとするアクションだった。
まぁ、終始タンクトップで闘うのは無防備すぎやしないかと心配になったけど…
同じ年に製作された『エンド・オブ・ホワイトハウス』という作品と比べられているようだが、まだ観ていないので、そちらも楽しみ♪
