🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-693 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋フランス革命の直前、ロベスピエールの恐怖政治とそれを倒そうとする人々の物語。マン監督ならではの緻密な演出と緊張感に溢れた映像描写が印象的なフィルム・ノワールの傑作です。

🖋オープニングからの、炎と顔とギロチンのオーバーラップの映像から始まり、シルエットカットの多用などマン監督ならではの描写には感嘆させられます！！独裁政治か自由か、逃げ切れるか殺されるか。。。終始緊張感に満ちた展開に引きずり込まれます。

🖋全ての俳優が個性的で素晴らしいですが、特に紅一点のアーレン・ダールの存在感と美しさにも魅せられます。ラストにフランスの歴史上最も有名なあの人が登場するのもGOOD！

😊Story:（参考:Amazon ）
フランス革命勃発の直前。恐怖政治の色彩が濃厚になっていた。穏健派の指導者・バラスを倒し独裁者になることを目論むロベスピエェル。国の将来を憂う人々は彼を倒そうと立ち上がる。

🔸Database🔸
・邦題 :『秘密指令』
・原題 :『Reign of Terror』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1949
・日本公開 : 1953/02/04
・上映時間 : 89分
・受賞 : ※※※
・監督 : アンソニー・マン
・脚本 : フィリップ・ヨーダン、イーニアス・マッケンジー
・原作 : ※※※
・撮影 : ジョン・アルトン
・音楽 : ソル・カプラン、チャールズ・プレヴィン
・出演 : ロバート・カミングス、アーレン・ダール、リチャード・ベースハート

🔸Overview （参考:映画. com）🔸
「愛と血の大地」のウォルター・ウェンジャーが製作したフランス革命劇1949年作品。「犯罪王ディリンジャ」のフィリップ・ヨーダンと「海賊バラクーダ」のアニエス・マッケンジーが共同でストーリーを書き卸し、脚色、「ウィンチェスター銃'73」のアンソニー・マンが監督した。撮影は「夜歩く男」のジョン・アルトン、音楽は「脱獄者の秘密」ののソル・カプランの担当。主演は「キッス・タイム」のロバート・カミングス、「アパッチ族の最後」のアーリン・ダール、「夜歩く男」のリチャード・ベースハートで、他にアーノルド・モス、ジェス・バーカー、リチャード・ハート、ビューラ・ボンディらが助演する。

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戦艦ポチョムキンに次ぐ、ショッキングな顔面クロースアップが見られる。それは恐らくアメリカ映画史上初めて、人間の顔面が発砲によって血に染まった瞬間でもある。
ラストで独裁者が死んでから新たな大物(彼がフランスを立て直すのは言うまでもない)が後ろ姿で登場する。後の素晴らしい時代を示唆する粋なエンディングに感服。

本作はギロチンで始まり、ギロチンで終わる。絞殺、拷問、放火なども出てくるが見せ方が全て捻られているためあまりの巧妙さに驚く。パンを食べながら拷問を眺め、松明で放火し、鏡に映った手だけで絞殺とわからせる説得力。裏切りという主題が最も色濃く現れており、珍しく女性が活躍する。歴史劇スパイ・ノワールという新ジャンル開拓…。

アンソニーマン監督が工夫を凝らした歴史サスペンス😆。


畳みかける粋な演出の連続であっという間に終わった。
ハラハラドキドキに、胸の痛くなる、目を瞑りたくなるシーンまで😣。

で、ラスト。
歴史が動いた瞬間を見せてもらえたかのよう。


ボブカミングスって三枚目の役どころでこれまで見る機会が多かったが、イケメンでしたな！
アーレンダールはぱっちりお目々が特徴的で綺麗でした。

印象深いのは悪役か！
誰だ？と思ったら「その女を殺せ」の主演チャールズマックグロウ😆。
完全に原型無し🤣。凄みあり。
アーノルドモスのアップも強烈😳。


子役時代のウエストサイド物語のリフ君も出演。

とっても楽しかった！