オープニングクレジットで最高だと確信。
娘と母が人質にとられても騒がず、父が死んだときにも騒がず、自警団が着いて一言「縛り首にして」
切り株の音のアイデアもすばらしい。
密使と番人はこれを意識して…
アメリカ映画を継承しつつもどこかこれまでの映画に対して冷ややかな眼差しを向けている。殺伐としている。映画におけるドラマは物語ではなく表情や佇まいに宿る一瞬のドラマ。物語はそれを画面に導き出すきっかけ…
>>続きを読む 硬い映画だった。いわゆるオフビートとは意味がまるで違う日常シーン。
ゆったりとした印象を最初こそ受けたが、次第に理解した。これはゆっくりした映画を撮ろうとしたのではなくて、モンテヘルマンが人一倍…
実はこの監督の『銃撃』よりも本作の方が出来が良かったりする。脚本は主演ジャック・ニコルソン本人が担当している。
とある一軒家に立て篭もるならず者達のアイロニカルな描写が、B級西部劇ならではの味わい…
面白い
『ワイルドバンチ』以前にニューシネマ要素を取り入れた西部劇
冤罪を着せられ自警団に追われるガンマンたちが民家に潜り込み、そこで更に犠牲が発生し…と不条理サスペンスとしてよく出来ている
勧善…
演出5
演技3
脚本5
撮影5
音楽4
技術4
好み4
インスピレーション4
鑑賞理由…ただただタイトルがカッコ良すぎるので気になって。
モンテ・ヘルマン監督、ジャック・ニコルソン脚本の西部劇。…
全員が無表情すぎる。不条理な状況にも関わらず、定められたこととわかっていながら何となく抵抗しているような、虚ろな目。西部の風景はマッチョなものでも開拓前のアメリカンドリームが託された場所でもなく、空…
>>続きを読むこんなシンプルな仕掛けの中でいろんなことができるのだな、と感心しつつ馬がいい。走っている馬がぜんぶいい。
強盗のアジトの近くで「あいつら、強盗じゃないかな」とか言いながら野宿していた三人の男が自警…
とことんツイてねー。ハリー・ディーン・スタントン一味の所業から始まり、遅れて登場のジャック・ニコルソン達。完全なる巻き込まれ型でありながら、意地でも縛り首は避けるって云う不遇と妙な信念とが混ざり合っ…
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