面白味も味わいもなくただただ珍しさのみ
恐らく少年院入所中の青年。数日後には退所となるがなぜか弟が面会に訪れ、数年ぶりに訪れた母親からイタリアに連れ帰りたいと言われたと青年に告げる。
母親を快く思…
シルヴィウは残すとこ5日で4年の刑期を終え少年院を出所できるというのに、彼の心を惑わす大問題が起こって…。なんて可哀想なシルヴィウ!なんて愚かなシルヴィウ!彼の境遇と愚直で短絡的な行動に静かな憐憫…
>>続きを読む謝罪がない。出過ぎたマネをしてすいません、という言葉がもう少し周りに対してあっても良さそうなものだ。でもまぁ、仕方ない。ウチの息子がご迷惑をおかけして、という言葉も出ないような母親から生まれてきたん…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あと5日で少年院での刑期を終える筈だった主人公 シルヴィウ(ジョルジェ・ピステレアヌ) 18歳。
そこにソーシャルワーカーの1人として訪れていた、アナ(アダ・コンデースク)に恋をする。
そんな時、シ…
だらしない母親と刑務所で生活する18歳の息子。
母親は外国で男と生活するが破局、でも仕事はあるので幼い弟を引き取ろうとするが刑務所にいる兄は弟を母にわたしたくない。
あと数日で出所が決まっていた…
ルーマニアが EU で最も貧困な国であることと、同国で胸を突き刺すような傑作が次々に生まれていることは、決して無関係なことではない。映画は社会を映しだす鏡であり、社会は人々の内面に潜在する意識の表わ…
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