久しぶりにヒドいものを観た……という感情……。
ジャンル的にはモンスターパニックでいいのかな?
前半、というか3分の2くらいまでは怪異のチラ見せ加減をミスった怪獣映画というかサメ映画?のテンプレ的な感じで進むので一応「分かる」んですが(面白いとは言わない)、終盤になるとえっそういう情緒になる流れあったっけ……?これなんでそうなるん……?と観てて戸惑う唐突なシーンが続き、ついには話を締めることを諦めたみたいな幕の引き方には本当に結局何がしたかったんこれ……?という困惑しか残らない感じでした。怪獣描写としても「森の中を爪の生えたヒレでのそのそ歩くプレシオザウルス」というだけでもうお腹いっぱい。なんでやねん。
一応、無理に解釈すれば「大自然の力に対しては人間など無力……それは恐竜でさえも同じ……」みたいな感じの、「そして何も無くなりました」的エンドをやりたかったのかな?と想像できなくもないんですが、これそもそもそんなムードの映画じゃなかったしなあ……。
一応☆はゼロではないので1個付けてますが、気分的には0.3くらいって感じですね。
真面目に演技してる出演陣がもったいなく思える映画でした……。