自らの過去作や実生活を素材としてズラしつつ引用する大江健三郎の小説のスタイルを考えると、有名なクイナのエピソードが単なる再現劇にとどまっているあたりなど翻案の限界という感がある。
不在だけで十分に機…
原作未読ゆえ、大江健三郎の意図するところは多分全然拾えてない気がするけど、弱者たちの綺麗ごと抜きの群像からなにか手応えのあるものを浮かび上がらせようという覚悟は、原作者も伊丹十三も共通して持っている…
>>続きを読む○′95 9/29~公開
配給: 東宝
ワイド(ビスタ)
DOLBY STEREO
公開前のFtoT(フィルムをSDTV 1inchへの変換)作業で視聴
フィルム上映
映画の主人公のモデルになった…
作者のリアリティと
世間に対する問いかけ
AIやSNSが発達した現代
知的障害と言われる、
健常者という名の普通
一体何を持って普通であり
健常なのだろうと‥
基準がズレるのは世間ではなく
世の…
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不勉強でございました。
ノーベル賞作家大江健三郎…
伊丹十三監督の義弟だったんですね💦
これは伊丹十三監督の8作目にして初の原作有りの作品で、その大江健三郎氏の小説がもとになっているそうです。
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このレビューはネタバレを含みます
No.3796
『家長の威厳という、男のくだらないプライドに父がこだわらず、外国なんか行かなければ、マーちゃんにあんな悲劇は起こらなかった』
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渡部篤…
伊丹作品ではじめて観た。ほんといろんな世界観の映画を作ったのだなー。
障がい者とその家族の話。
渡部篤郎が障がいをもつ青年役を熱演。
大変とか犠牲とか思う観念もなく接する家族に周りの人は学ぶよな。
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これは大江健三郎氏の私小説が映画化されたものの様だ。ご子息が音楽家としてマスコミにも登場した当時の様子が思い出される。
今井雅之さん好演。
お元気だったのに…今更ながら残念!
家族愛を感じる優しい映…
前にちらっとこの映画を見たときは、障害を持つ家族が幼かったのでちょっと遠い感じの世界観だと思ったんだけど、今は18歳になり彼氏が出来たんだよと嬉しそうに話してくれるようにもなったので真面目に見た。
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