社会派映画としては元より、警察による暴力描写でも多くのフォロワーを生んでいるように思えた。
主にバイオレンス映画方面で。
作られた意義は大きいし、作品の性質上仕方ないことではあるが、個人的な好みで…
このレビューはネタバレを含みます
今、上辺だけで観るとよくあるパターンの官憲の思い込みと杜撰な捜査に端を発した強要自白の冤罪映画だが、公開当時は実際に同じ犯罪が最高裁で係争中(八海事件)だったことを思うと圧力に屈せず映画化した指弾の…
>>続きを読む1951年に起こった強盗殺人事件を扱った映画
当時はまだ係争中であり、内容も冤罪を訴えるもの、自白を強要しそれを隠蔽する警察への批判などを含むキワドイものなため、いろいろと圧力がかかった映画だとか
…
『にっぽん泥棒物語』はサラッとであるが警察の自白強要が描かれているが、本作はその辺りもっと過激に描かれている。
老夫婦二人が惨殺された八海事件をベースに、冤罪事件の恐ろしさを描いた社会派映画『真昼…