三國

灰とダイヤモンドの三國のレビュー・感想・評価

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)
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@早稲田松竹

言葉は宙に浮かび…だっけ? シェイクスピアの一節があるけれども、何を、書いたら近づけるのだろうーー灰の底にダイヤモンドが残るか否か、所詮は灰と化し去る我らが一生涯では知る能わぬ事。というより、紙で作られる如き儚さが我らが人生の異名であればこそダイヤモンドを希ってやまないこと。僕たちは灰のなかに光を見るので、その外にではない。こんなにも胸を掴まれた恋?模様は初めてだ(あるいはカサブランカ)。

ミクロとマクロ→ミクロに徹底的にこだわる=殉ずること。
普通に生きたい! そう願って普通に生きられた者はいるのか?!
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