グラント博士、またも研究資金をエサに死ぬような目に遭わされるでござるの巻（なお今回は完全に詐欺られ）。
1作目ではまだ「生きている恐竜」の姿に状況を忘れてうっかり見とれたりもしてたグラント博士ですが、流石にあんな目に遭えば危機感も強まるというもので、今回はただでさえ嫌々引き受けたのに内容も報酬も全部嘘だった依頼により完全に巻き込まれる形で再び命がけのサバイバルに付き合わされる羽目になってしまいます。
1作目がホラー寄りのスリラー、2作目がパニック物だとしたら今作は一部コントかな？と思うような場面もあり、より娯楽寄りの、一種の怪獣映画になっていると言えるかなと感じました。
変に引っ張るような展開もなく90分とコンパクトにまとまっており、凶悪な"怪獣"がウヨウヨする中をひたすら駆け抜ける、ランスルー形の脱出ゲーム的な映画になっていると思います。隙間隙間でちょろっとだけ顔を出すのんびりした動きの草食恐竜さん達が癒やし。
ところで最後、なんか「雄大な大自然～」みたいなBGMをバックに島から出ていくプテラノドンが優雅に映し出されていましたけど、あれ絶対あかんやつですよね……？w
