イングマール・ベルイマン 監督長編第7作。
ひと組の夫婦が関わった人々とのさまざまなストーリーを織り交ぜながら、夫婦の存在意義を生々しく問いかけた物語。
第二次世界大戦後、結婚して間もないが倦怠期…
イングマール・ベルイマン監督作。
戦後間もないドイツを旅する若夫婦の葛藤を描いた心理ドラマ。
夫婦の関係性の本質に迫る作品で、過去の悲しい記憶や肉体的欠陥、人間関係のしがらみが、確かに存在するはず…
水面を映した「渦潮」で始まるこの映画、ベルイマン監督の比較的初期の作品。
ある女性が、不倫をしたり結婚したりと、けっこう自由奔放な恋愛関係を次々と展開していくあたりは、さすが‼️
女がベッドで起…
ベルイマンの初期作品だが、ハッキリ言ってこれはやらかしてるというのが自分の所感。
めちゃくちゃ詰め込んでいる、と言うか詰め込み過ぎにもほどがあり、まとまりがとにかくない。
これは上映時間が短すぎるか…
ベルイマン25作目の鑑賞。前作テラフィルムで製作された『牢獄』(1949)が商業的に失敗した後、スヴェンスク・フィルムインダストリ製作会社がベルイマンに依頼して完成した「商業版の牢獄」…
>>続きを読むイングマール・ベルイマン監督作品。
主人公ルートは夫とイタリア旅行に赴き、朝方のホテルで自分の暗い過去を思い出すが・・・という話。
旅行をしている現在の二人、主人公の暗い過去、夫の夢等、いろんな階…
やっと観れた巨匠イングマールベルイマン。
飛び飛びのシーンで正直ストーリーを追うのが難しいのだけど、散漫な会話や忙しい女の感情だとか ヌーヴェルヴァーグに似通った質感がちらほら(すき)、他の作品も…
丁寧に描けば2時間前後はかかりそうな物語を怒涛の省略により85分で表現しきったベルイマンの初期作。
台詞一つで説明し、カットの切り替えで数年ジャンプしたり国を跨いだりフォーカスする人物を切り替えたり…