ミヒャエル・ハネケ監督作。
パリを舞台に、出自もばらばらな人々の日常を見つめた群像ドラマ。
ハネケ11本目のレビューは長編劇映画第5作『コード:アンノウン』。
映画を撮影中の女優:アンヌ、彼女の…
何処までお芝居なのか
分からない自分の心ましてや人の心
言いたいことが誰にも伝わらない
ジェスチャーゲーム
監督がいつも日頃
目にするやりとりを見て
感じたままを映してる
永遠に止まらない
「…
解読されないジェスチャー。完璧なコミュニケーション或いは相互理解など、そうそうにないから、いつの時代にも、どこの国にも解決されない民族間の軋轢があり、個人間の感情のもつれがあり、行動のもたらす予測不…
>>続きを読む聾唖の子供達がジェスチャーのクイズをしている。一人の少女が行ったジェスチャーに他の子供達は思い思いの答えを返すのだが、それらは全て違っている。
この映画へのいかなる解釈も無意味。
断片的な事実がある…
訳わからないのを覚悟してみたら、意外とストーリーはわかりやすかった。
まあそれはあくまでも本筋に限ったことで、合間合間のシーンは最後までわからないものも多かった。
論理で考えると何もわからないのだ…
なんとか読み解くとすれば冒頭とラストの聾唖者のシーンなのかな。
つまりは相互の対比の理解。
言語や人種、年齢、性別が融合した理解。
なのかな。
これは難しい。
買い物しながら諍い突然の扇情!
こ…
ハネケ00年作。不条理な衝撃作「ファニーゲーム」のあとに撮られた作品で地味目だが、「71フラグメンツ」と同様に“コミュニケーションの不可能性”をテーマにしていると思われ、社会派な作品だった。
登場人…