赤穂浪士 天の巻・地の巻に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『赤穂浪士 天の巻・地の巻』に投稿された感想・評価

ちょいとシニカルな忠臣蔵。松田定次監督の三作品を、しかも忠臣蔵を連続して観てすが、安定の職人芸と言うところでしょうか。個人的には、大友柳太郎にシンパシーを感じますね。
『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』と個人的に甲乙付けがたい出来だけど、重厚さはこちらが上かな。最後の民衆に見送られていく姿は何とも言えない感慨が。

原作は大佛次郎の「赤穂浪士」そのため堀田隼人が出てくる。大きな物語の流れはもちろん知っているが、どの役者が何の役を演じるかという楽しみ方ができる。討ち入り時の千坂兵部が主君である上杉綱憲を必死で止め…

>>続きを読む
山岡

山岡の感想・評価

3.5

春日太一氏が忠臣蔵入門編として紹介していたので鑑賞。実は恥ずかしながら、忠臣蔵に触れるのが今回が初めて。

実際見てみると、現代の口語とかけ離れた言葉遣いや、説明を極力カットしたシンプルな作りは正直…

>>続きを読む
MRFOX

MRFOXの感想・評価

4.0

忠臣蔵といえば、浅野内匠頭の切腹と吉良上野介が往生際悪くジタバタするシーンの印象(プラス谷村新司とかベーやん)だったが、本作にはどちらもなかった。
80〜90年代の年末年始長編時代劇の過剰な演出だっ…

>>続きを読む
toro

toroの感想・評価

2.8
みんな死ぬけど赤穂浪士は生き続けるっていう話。

やっぱり忠臣蔵は年末のテレビ特番で見てたイメージが強いので、2時間31分の映画でも短く詰めた感じがした。

あと、伝助あっさり殺されて可哀想だった。

同じ松田定次監督の「忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻」が、憎き吉良上野介を討ち果たすという感情的な要素をベースにしたオーソドックスなストーリー展開なのに対して、これは架空の人物でニヒルな堀田隼人に焦点が当…

>>続きを読む

12月14日。
と言うことで、観てみた。

やっぱり、クラシックとなってるような作品は、それなりの理由が有る。面白い。

本作の一番の名場面を僕が選ぶなら、三島宿。キャストのトップにクレジットされて…

>>続きを読む
赤穂浪士達だけでなく侍や世間そのものを客観視するオリジナルキャラを入れたことでぐんと厚みが増した。あと生類憐れみの令で始まる導入が見事すぎる。

年末の時節、見たくなったので鑑賞。
セリフの不明瞭なところがあり、また武士言葉が多く見ずらかった。
東映5周年記念らしく配役やセットなどスタンダード画面ではあるが、豪華絢爛である。目力による無言の演…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事