光光太郎さんの映画レビュー・感想・評価

光光太郎

光光太郎

関心領域(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

正直なところ、予告やポスターアートから予想できる事以上は起こらなかった。現代へ飛ぶのはビビったが、こちらへ提示してくるものは予想内だったし。悪く言えば出落ち。

アリゲーター(1980年製作の映画)

3.7

下水道に潜む巨大アリゲーターを退治せよ!ジョーズフォロワーでも最高の1本と言われるだけあって抜群に面白い。出てくるワニが完全に怪獣で、人間をポイポイ吹っ飛ばすし車をオシャカにするパワーもあり銃弾なんて>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

いやー面白かった!タフで無骨なのに美しいと感じるビジュアルの数々(素足でバイクが最高すぎ)、デスロードを越える立体的なアクション、驚きのメカニックギミック等々…非常に楽しい映画だった。アニャ・テイラー>>続きを読む

遥かな時代の階段を 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.0

ハードボイルドな町、横浜黄金町に濱マイクは何度も打ちのめされるが、最後には笑って前を向く。

勝負(かた)をつけろ(1961年製作の映画)

3.5

カッコ良さにひたる。賭場から客を追い出す時の大小ゲームが最高。

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

1.0

シーザー物語のその後を描く意義を全く感じられない140分。話の展開にシリーズとしての新規性もほぼないので、本当に何故作ったのか分からない。しかも140分だぞ?90分そこそこならまだ良かったが…。

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

4.0

エネルギー満ち溢れる傑作。最初はこんな無茶苦茶な映画はねぇなと冷めたが、想いと記憶に纏わる寓話だと思い始めてからは全てが愛おしくなった。古今東西「何の意味があるのか?」と問いかけてくる奴等にこの映画を>>続きを読む

第5惑星(1985年製作の映画)

4.0

戦争中の種族同士のパイロット2名が惑星へ不時着。最初は言葉も通じずいがみ合うもののサバイバルを通して友情が育まれていき…という定番の話。翌年にエイリアン2が来るとは思えない程クラシカルな見た目のSFだ>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いや、ポトフ作りにいかんのかい!!!

でも、料理や例え話に隠された人の想いについての映画として大好き。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

森のエッジを際立たせる撮影と車内の芝居は見応えがあり、面白くなりそうだなとずっと期待してる……だけで終わったなという印象。「良い雰囲気」だけで2時間進むのは凄いが、流石にもう少し中身ある話が欲しかった>>続きを読む

ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

4.5

前半40分爆睡してしまったが、この映画を忘れることはないだろう。社会から隔離されたニュージーランドで、コミュニケーションを取り合えない男と女。べき論や意地を取っ払った先に見つけた「本音」は、誰から評価>>続きを読む

殺人!(1930年製作の映画)

3.5

無駄な台詞が多すぎてちとタルいが、挫けてしまった「12人の怒れる男」が立ち上がる話としてグッときた。

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.5

絶対にカタルシスは生ませない、という気合い。

大空港(1970年製作の映画)

3.0

昔ながらを目指しすぎた結果、単なる古くさい作品になってしまった。元祖「グランド・ホテル」のシャープさとひりつきは絶品だぞ。

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.5

陰陽師0、観た。
ガイ・リッチー版ホームズ×インセプション×Dr.ストレンジとして破綻せずまとまってると思う。豪華俳優陣が揃う映画だが、VFXも主役と言っていいほど目立ってた。竜だの花だのよりも光の粒
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.0

陰謀論がドライブしていく所は凄かった。でも半分以上寝てたと思う…。

怪人スワンプ・シング/影のヒーロー(1982年製作の映画)

3.0

ウェス・クレイヴン監督がDCコミックの植物ヒーローを映画化…なんだが怪物達の造形が悪い意味で70年代の東映特撮的なチャチさ。それが愛嬌にまで昇華されてれば良かったが…。沼地だけで話が進むコンパクトさと>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

素晴らしい邦題。エンディングに少年時代さえ流れなければ、、

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

オーメン・ザ・ファースト、観た。
シン・ローズマリーの赤ちゃんの脚本をスーパーエクソシストの演出で撮り、設定だけオーメンにしました…みたいな映画だった。ポスターアートは最高だしローズマリーの赤ちゃんと
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地球最終戦争ロボット・ウォーズ(1994年製作の映画)

3.5

ロボット好きの心を揺さぶる渾身の1作。敵も味方も「滅茶苦茶必死に力みながら操縦する」のがこんなにも効くとは。メガ1もマラス2も渋さと外連味とが両立したデザインで実にいい。ミニチュアワークとストップモー>>続きを読む