自伝的三部作②
気取ったスカーフの無職ヒモ男アレクサンドルと、彼を囲う一見理解のあるようで嫉妬深い年上女性マリー、誰とでも寝る奔放なポーランド娘ヴェロニカとの奇妙な三角関係を描いた、ジャン・ユスタ…
ロメールやゴダールだったら90分で作るであろうこの映画をここまでの長編に仕上げたことには意味があるのだろうな。観ていて感じたのは、あえて間延びさせて余白をつくり、同じような3人の日常を何度も映すこと…
>>続きを読む個人的に会話劇って情報処理が追いつかなくなりがちなので、会話劇220分、、大丈夫かな....と思って試聴を始めたけど全くの杞憂でした!
目がずっと離せなくて求心力が強かったです。
参加している実感…
世界を救うのは子供や兵隊や狂人なんだ
"ガキのアレクサンドル
腐れマリー
三十路女の おっぱいだわ"
"温和で優しくうぶなヴェロニカ様"
"私がうぶ? 腐りきってるわよ"
ユーモアな罵倒
あなた…
最後のヴェロニカの独白に、ユスターシュの信念が垣間見え、タイトルとイントロダクションと3時間半という時間だけで映画を観るのをやめようかと思う(わたしを含めた) あまりユスターシュを知らない観客には、…
>>続きを読む会話劇
マリー以外の人物の独白はほとんど意図が不明で辛かったけど、全然飽きなかった。ヴェロニカの最後の独白だけ理解できた。本当はセックスは好きな人とだけするものだという内容(散々言われてることだが)…
© Les Films du Losange