SFホラーの古典をようやく鑑賞👾
必修科目映画として面白さ云々関係なく軽い気持ちでしたが、、面白すぎた‼️
どっちかというとホラー映画として楽しめた印象。個人的にSFホラーといえば『2001年 宇宙の旅』と『イベント・ホライゾン』がツートップでしたが、本作は両方の良いところをかっさらった感じ。『2001年宇宙の旅』の静かな不気味さと『イベント・ホライゾン』の攻撃的な恐怖を両方楽しめます。
舞台となる宇宙貨物船からして怖い。
イベント・ホライゾン号も相当不気味だけど同時にユーモアもあったのですが、本作のノストロモ号はそれもなく、ただただその巨大でドス黒いなにかに圧倒されっぱなし。船内も、とても地球にある素材でつくられたとは思えないような部屋があったり、何が何だか分からない異様な空間が、怖いと同時に心地良い。水の滴る部屋は、謎の鈴音も相まってとても印象に残ってます。船内をなめ回すようなカメラワークも怖いがちょっとライド感もあって楽しい。
そしてネバネバな特殊メイクやグロ、適度な嫌悪感がまた良い。本当に嫌だったのがケイン救助後の食事会シーン。危機を乗り越え、せっかくメンバー間の壁が取っ払われたと思った矢先に巻き起こる恐怖と悲劇。この束の間の安心の描き方は本当に意地悪。
いちばん印象的だったのは動物が最後まで無事というところ。猫ちゃんのジョーンズが出てきたとき「どうせ嫌な殺され方されるんだろうな…南無…」ってなりましたが、意外や意外、最後まで頑張りぬいた！😼
ホラー映画だからってすぐに動物を殺すのはやめましょう！
リドリー・スコット作品は『ブレードランナー』で何度も睡魔に襲われ、この監督の作品とは合わないのかなと心配してましたが、良い感じにハマって安心しました。リドスコ作品制覇の前に、まずはエイリアンシリーズを制覇しなければ！
