なんか原作とは結構違うけどこういう閉鎖的な村の話は大好きだよ〜。
捕虜の話より、村の大人達のヤバさがどんどん暴かれていくのがメインだったな。みんな意味不明な言い訳ばっかしてて怖い。シュールすぎてちょ…
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碌でも無い登場人物しか出てこない、胸を悪くするような映画、飼育。いやー、ここまでクズばかりが出てくる映画はなかなか無いと思う。因習に囚われた村は大嫌いだな。一緒に見た人は「ドッグヴィルみたいな映画」…
>>続きを読む【1961年キネマ旬報日本映画ベストテン 第9位】
大江健三郎の同名小説を映画化した作品。大島渚が松竹退社後初めて監督した作品。三國連太郎、戸浦六宏、そしてカサヴェテス『シャドウズ』に主演したヒュー…
「なかったことにしよう」って話しながら棺にたくさんの人の手で土を被せて埋めていく場面がすごく嫌だった。惨たらしい。原作だと黒人兵が"飼育"されてるのが地下らしいけど、そっちの方が立場の低さや見下しが…
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黒人兵と村人との心の交流、とかでは全然なくて、黒人兵をきっかけに少しずつ揺らぎ始める「村」というものの脆さとそれに伴って明らかになる「村人」たちの本性、その恐ろしさを描いている作品だった。戦メリのノ…
>>続きを読む大島渚プロダクション