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南極料理人のodyssのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
2.0
【テレビでたくさん】

原作は読んでないんですけれど、多分読めば面白いんだろうと思います。
だけど、映画にするような材料なのか、ちょっと疑問がありますね。

たしかに見ているとそこそこ面白いし、笑えるところもある。ただ、伝統的な日本の笑いで、とっぴさは感じられない。トイレのシーンなんかいかにもありがちだし。

極地の料理というテーマで作るなら、解凍シーンをもっと入れるとか、栽培物の野菜がどう使用されているかとか、何を基準にして保存食の種類と量を決めているかとか――ラーメンが途中でなくなるってのは、その辺を考えてなかったからでしょ?――そういう基本的なことをしっかり作中に盛り込むことが大事じゃないかな。でないと、結局男たちの共同生活ということでいえばいかにも日本的な、失礼な言い方を敢えてさせてもらいますが、みみっちい笑いで受けを狙っている映画にしか見えない。

映画館で見るほどの作品じゃないと思いますので、この点数。
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