🇵🇱の巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督を立て続けて4本鑑賞‼️
"運命"を描き続けた監督の真骨頂と言われている快作で、この後に『デカローグ』『トリコロール』3部作へと続いた根源的作品。
『も…
キェシロフスキの世界が愛しい。
運命というもののような、今生きているこの瞬間が、いかに連続的な物事の移り変わりかなんてことを、日々考え実感するけれども、些細な行動の選択やタイミングで、その積み重ねで…
人生の目的を見失ってしまった主人公の運命が、電車に間に合うか、止められるか、乗るのを諦めるかによって三つに分岐する。そして一つ目の分岐では体制側(共産主義)へと、二つ目では反体制側へと与するようにな…
>>続きを読む《ポーランド映画祭》ワルシャワ行きの列車に飛び乗れるか否かが岐路となる、青年ヴィテクの3パターンの運命。際立つ対照性。人の信条、信仰や行動規範が、生まれながらの気質よりも環境・周囲との関わりに翻弄…
>>続きを読む「デカローグ」見たさで
キェシロフ「Przypadek」偶然
あの時あの汽車に乗っていたら
あの日にあの人に出逢っていたら
乗るべくして
出会うべくして
ただの偶然というべきなのか
1980年…
確固たる意志が在ったわけでもなかった。雲が風で流れてゆくように、その一瞬の 偶然 に、身をゆだねた。何気ない話から忘れていた過去を思い出すみたいに。ただどの 未来 できみがより穏やかな顔をしていたか…
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