American Beautyというタイトルが持つ不均衡さが気持ち悪い(褒めてる)
一度目の鑑賞は確か何を思ったのか中学生のとき。
映画って、恋愛とか戦争とかSFとか急に歌いだしたりとかするものだと思ってたから、これは浮気や盗撮や殺人が起こるただただアメリカな話なのか、何がbeautyなのかわからなくて、きっと哲学的なお話なんだろうと結論づけた。
だいぶ大人になってから見たらうん、アメリカのお話だし、哲学的だ。
「アメリカン・ビューティー」とはバラの品種だそうです。
バラの使い方、印象的だもんね。
ごく稀な人間模様を、こんな人いそうだよね、誰でもちょっと不幸だよね、と社会の縮図のように思わせる映画のお手本。
アカデミー賞大いに納得。