プライア

マレーナのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

マレーナ(2000年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

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ある偉い軍人の嫁・マレーナは美貌を持ち、町の人々の関心の的だった。
ドイツ軍に占領されると、夫の訃報を聞いて絶望した事もあり、
ドイツ兵士相手に売春をして生活するようになる。

ドイツが連合軍に降伏すると、マレーナは町のオバハンらにリンチされる。
結局はマレーナに対する嫉妬に過ぎない、醜い場面であった。
主人公の少年はマレーナに憧れていたが、助ける事は出来なかった。

その後マレーナは別の町に移り住むのだが、実は夫は生存していた。
主人公の少年がマレーナの居場所を教え、夫婦は再会する。
そして町に戻って来ると、町のオバハンらはまたフレンドリーに。
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マレーナは可哀相。
確かに美人なのだが、調子に乗ってるわけでもない。
生活のために彼女なりに必死なだけなのに、周囲のやっかみを買う。

主人公の少年は純粋な心でマレーナを慕っていたが、
リンチの時は(おそらく)怖くて助けることができなかった。
でも最後は力になってやれることができてホッとした事だろう。
今は爺で、マレーナほど愛せる女性はいなかったと回想している。
タイタニック的なパターンやね。
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