戦後の没落財閥のお嬢さん(原節子)と、成金自動車工場主(佐野周二)の逆格差婚活? を軽妙なタッチで描く。
とは言え、そこは新藤兼人脚本、47年「安城家の舞踏会」同様戦後の身分制の移ろいに翻弄される…
このレビューはネタバレを含みます
祝2500本目‼️(何の祝だろう)
「俺が逆立ちしても叶う相手じゃないやい、女房なんてバチがあたる」
今回は!なんと!佐田啓二がギター弾きながら歌ってくれるよ!そんなニコニコチャンスあるかい?い…
軽めのタッチで題名も朗らかで、よいでした。
佐野周二さんと佐田啓二さんは似ていない兄弟ですが、二人でダンスするシーンが、今思えば、ゲイなのかなあ。
深刻劇になりそうですが、あくまでも喜劇にしたのが好…
身分違いのふたりによる青春恋愛コメディ。
何を置いても原節子がエレガントで素晴らしい。
ラストの「惚れております」のセリフも良い。
地方出身者のコンプレックスを表した『ショパン』と『よさこい節』…
こんなにも上品で可愛らしいラブコメを他に知らない。クィア映画の側面もあるのか。何だか知らないけどぽろぽろ涙が出て困っちゃうのも、大仰な喜びようも、溜息混じりの「おなかへった…」も、散りばめられたユー…
>>続きを読む原節子演じる美しいお嬢様と佐野周二演じる自動車製造業で成り上がった主人公。何もかも違う二人による恋物語。
お嬢様の気持ちを考えると複雑だし頑固な主人公も悪い人じゃないけど恋をしたことがなくてからぶ…
隠れゲイ映画という話を知って鑑賞。
まさしくそうだった。
佐野周二がアパートに自身の自動車整備工場で働いている佐田啓二を住まわせて、彼の恋路を邪魔して絶対結婚させない。原節子に対して「僕は君から愛さ…