高橋洋監督がオールタイムベスト10に挙げていて気になっていた作品。1950年代インド映画の巨匠グル・ダットの監督主演作。蓮見重彦も称賛していた。
人気映画監督と孤児院で育った娘のメロドラマ。インド…
映画には「撮られてしまった」ショットが存在する。そのショットが撮られた瞬間に何が映っているのか、我々は決して気付くことがない。そのショットはスクリーンにちらつく光の中に潜み、我々の意識と歴史の間隙を…
>>続きを読む『渇き』と共にグル・ダットの代表作とされる芸術性の高いボリウッド娯楽映画。
映画監督としては、グル・ダットの最後の作品とされているようですが、この後主演作でヒットを2本飛ばしているので、これがグル…
グル・ダットの遺作。
グル・ダット演じる映画監督シンハーは、落ちぶれた状況であり、誰もいないスタジオで、女優シャンティと出会った時からの自分の人生を振り返るが・・・という話。
グル・ダットの半自伝…
ひょんなことから映画にヒロインとして出演することになったワヒーダ・ラフマーン。映画監督グル・ダットが誰もいないはずの撮影所に行くとワヒーダが1人で編み物をしながら待っている。そこから1点の光が差す撮…
>>続きを読む「紙の花」
冒頭、曲とともに老人の回想が始まる。
幾つかのエピソード、1人の男がスタジオの中へ入っていく。ここは映画を作る場所だ。人気映画監督、離婚、親権、看病、シルエットで見せる人物像、…