キャストがとても渋くて豪華。
ジーン・ハックマンは、多くを語らないが複雑な内情を持つ主人公を見事に演じていたし、若き日のハリソン・フォードを拝めるのも良き。
途中から人怖のようなスリラー的雰囲気…
猜疑心が徐々に増幅していって妄想と現実が混淆していたり、その過敏な心理状態を強調するような内部空間の狭さ、あるいは外部におけるローアングルで強いパースの効いた映像の使い分けとか、絵としてもクールだっ…
>>続きを読む盗聴職人の主人公ハリー・コールが大企業から受けた仕事のターゲットはある男女だった。その会話に違和感を覚えたハリーはやがて大きな事件に巻き込まれていく。
本作の中で通信傍受の技術展のシーンがあって、…
怖〜い!
これをゴッドファーザー1と2の間に撮ったのか。
最初しゃれてると思って楽しみつつジーン・ハックマンの心理が徐々に怖くなってきた。
最後、そりゃああなるよ、あんなこと言われたら。
心理的にす…
このレビューはネタバレを含みます
盗聴が題材の作品であるからか、無音や会話なし(音楽あり)のシーンが長めに続く時多し。それが良い。
音が少なくなると余計に、音に集中する。
盗聴が堂々と認められていた時代らしい。盗聴機の展示会があっ…
このレビューはネタバレを含みます
(もしかすると妄想なのかもしれぬが)
たったひと言がハリーの人生をロックしてしまった
今という時代に生きる我々は、皮肉なその言葉に乱心する彼の姿を笑っていられるのか
明日は我が身となっても不思議では…