♯65 パリの幻想的な時空旅行
舞台は2010年代のパリ
主人公は、ハリウッドの映画脚本家であるギル・ペンダー。
彼は小説家を目指している最中に、婚約者のイネスとパリを訪れるところから始まります。…
20210919-321
2010年、パリ
1920年、パリ
(脚本賞受賞)
パリ風景:★★★★★
美術:アン・セイベル
アールフォラン美術館
コール・ポーター
F・スコット・フィッツジェラルドと…
「今ではないいつか」を求める主人公の心理は、所謂「ここではないどこか」を求める者…現状の自分の立ち位置や評価に不満を持つ者のそれ
僕が悪いのではなく、生まれた時代が間違っていたのだ
本当に求めていた…
フィッツジェラルド、ピカソ、ロートレックとか過去の偉人がどんどん出てくるのが愉快で楽しい。ヘミングウェイは佇まいも言葉も全部かっこ良い。
パリや過去への憧れと、その憧れの正体について、ゆるく楽しく…
昔の偉人(アート系)はきっとこんなに感じだったのだろうかと妄想が現実になった感じで面白い☺️
最後はっきり突っぱねることができてスッキリしました✨
この映画のおかげで夜のパリは素敵なイメージ持っ…
(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.