第2次世界大戦末期にイタリア・ボローニャ近郊のある山村で実際に起こった虐殺事件を描く。
イタリア北部の山あいにある小さな農村。静かなこの村にも、戦争の影は徐々に迫っていた。8歳のマルティーナは、…
【史実とフィクションの見事な融合】
監督のディリッティは寡作で知られる人だとのこと。日本公開作はこれが初めてでしょう。むろん、私も彼の映画を見るのは初めてです。
史実であるマルザボットの虐殺事件…
2009年イタリア映画
(実話ベースの衝撃作品)
※ネタバレ含みます
第二次世界大戦末期、(もともと同盟を組んでいた2国)イタリアにドイツが徐々に侵攻してくる
舞台はイタリアのボローニャ近…
ちょっと救いがない
中盤までは戦争に翻弄されながらも田舎で淡々と慎ましく生活する人々の姿を丁寧に描いた演出で良かったんですけど。ラストになって怒涛の虐殺ラッシュ。結局ナチスもパルチザンも報復合戦を…
人々の暮らしを主張することなくカメラが映す。それこそ少女の目線。この映像はイタリア映画ならではだな。
引き込まれました。
説明なんてなくてもしっかり伝わる映画
タイトルの意味を考える。
産まれ…
話せなくなったマルティーナだが賢く勘どころが鋭い。戦時下の大人たちの世界は、垣間見る彼女の視点で生々しく切り取られ興味を引く。終盤の残虐シーンが特異な音響演出と相まって凄まじい臨場感。彼女の顔が時…
>>続きを読む小さな山村の大家族。
ブドウを育て、ワインを作り、牛を飼い、つつましく暮らしていた。
戦火がそこまで来ている。気配はだれもが感じていた。
北イタリアの山間部。
1943年7月 …