このレビューはネタバレを含みます
後半なんかトーンダウンした気がする。
首を持って帰らなければ、というどこか事件がどっか行ってしまったような展開に面食らってしまった。
前半のテンポ感と感情表現が良かっただけに、ちょっと楽しみ切れなか…
武の映画じゃない方、監督森谷司郎、脚本橋本忍、傑作「八甲田山」のコンビによる映画化。
劇中で合理化と正義みたいな台詞があり、組織を守る為には、本来の意味する事とは異なる独自の正義や論理によって成立し…
警察の不正を暴こうとする正木弁護士の正義感を描いているかと思いきや、ある助言から様子が変わってしまい、検死の為に遺体の首をどうやって東京に持って帰ってこようかとすることに執着する様はもはや狂気。
ま…
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茨城で警察官の暴行によって死んだ炭鉱夫が病死として処理された。東京の弁護士が警察官の暴行であると証明する話。ちゃんと解剖すればいいだけの話だが、様々な妨害と死体の腐食スピードと戦い、首だけ東京に持ち…
>>続きを読むやっと観れた!
幾度と上映タイミングを逃し、
鬼の街池袋にて遂に鑑賞
素晴らしい。
ノワールな雰囲気もありつつ、
この時代によく生首描写を上手く撮ったなーと感心しながら、生首発言で3回笑いました(…
第二次世界大戦の頃、警察が取り調べと称して暴行をふるい、不遜にも隠蔽してきた事態が露呈した「首なし事件」を担当した弁護士の書いた原作を、橋本忍が映画用に脚本化。監督は『八甲田山』(1977)の森谷司…
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