このレビューはネタバレを含みます
不穏な空気が漂う中、街並みや景色の美しさが印象的で、謎が漂うホラー的なストーリーも含め終始楽しめました!
また画としても印象的なシーンも多く、ヘザーがホテルで叫ぶシーンでの窓の外から映したカットが一…
恐ろしいラスト。ただ、情報量が多すぎる。
画がとても綺麗。冒頭の娘を抱えてるシーンも、閑散としたイタリアの町を歩いてるところも
技術面もめちゃくちゃ唯一無二で、真似したくてもこれは真似出来ない領…
このレビューはネタバレを含みます
霊感や殺人犯に関する考察もされているけど、この監督的にはこれらは割と些事で、究極的に突き詰めたかったことは、
・知らぬ土地での焦燥感や疑心暗鬼の演出
・ヴェニスという美しく入り組んだ舞台を利用した…
冒頭溺死した、娘を湖からかき出し抱きしめている父。このシーンは本当に美しい。
子を失った、両親が訪れる水の都ベニス。
イタリア感満載のこの街で出会う、怪しい老姉妹。盲目の妹は妻にあなたの娘が見えるわ…
夫婦に終始付き纏う不安や不穏な空気をもっと観たままに楽しめば良かった、、と気付いたのは鑑賞後。
『赤い影』と言う邦題は良くも悪くも印象強く、画面上でも無駄に『赤』探しをしてしまい、本筋じゃないところ…
グレタ・ガーウィグのお気に入り映画の中の一本とのことで初鑑賞。心を掴んで離さないカメラワークとオカルト的ミステリー展開にずっと虜だった。終始つきまとう死の予感と赤と青の色彩のコントラストがたまらない…
>>続きを読む"嫌な予感"
主人公が嫌な予感を感じ取った直後、真っ赤なレインコートを着た娘は湖で溺れて死んでしまった。そんな悲劇から数ヶ月後、主人公夫婦は仕事でベニスに来ていたのだが、また主人公は嫌な予感を感じ…
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