かなりランダムな映画の見方をしているので、観終わったあとで安部工房脚本と気づいた。
印象的な台詞やシーンの多い映画で、特に最後は鳥肌が立った。
わりとリアルだったと思うんだけど、どれだけたくさんの人…
安部工房の脚本はもちろんヒッチコックみたいなライティングやカメラワークもすごく面白かった
俳優陣の演技もめっちゃ素晴らしい
正気であることや罪の意識、人間であることの条件を経験していないながらも考え…
安部公房が脚本というだけで鑑賞。年代的に古臭さは感じるが今観ても普通に面白かった。ちゃんと監獄シーンと戦争シーンも描かれていてBC級戦犯とされてしまった詳細も描かれていて丁寧な作品だった。
上官…
このレビューはネタバレを含みます
戦争中という非常時に、上官の命令に逆らえるはずのない一兵卒が、命令で行った行為で戦犯にされるなんて…。しかも、当のその上官は、自分が命令したと言わずに密告した。
同じような…人たちが大勢いたのでは…
巣鴨プリズンのBC級戦犯手記を元に脚本安部公房、監督小林正樹とまあ当然ながらの激作だった。色々wikiったら制作の53年はBC級釈放運動の真っ最中、なのに「合衆国に配慮し56年に公開」となってる。い…
>>続きを読むBC戦犯として、壁あつき部屋...
監獄の中にいる元日本兵たち。
彼らが、何故この部屋にいるのか。
小林正樹監督。
『人間の條件』大傑作。
あの第4部を観ると、上官に抗えない
あの時代をヒシヒシ…
安部公房脚本ということで、A級ではなくBC戦犯の獄中での様子。何が正義なのか、罪なのか。救いのない厚い壁のなかの男たちの心理描写はさすが。13階段でふざけてみて東条の血のついたかべは高く売れる...…
>>続きを読む怒りマックスまで行ってからの美子猫のお出迎えでほっこり。一応、下衆過ぎで殺されないって設定の小沢栄太郎なんだけど、浜田寅彦が畜生道のループに落ちるか落ちないかの境界の表現として白いのが現るってかなり…
>>続きを読むサンシャイン隣、東池袋中央公園に、慰霊碑があり、ここが、昔、巣鴨プリズンと呼ばれた場所だったことを知る。戦犯の収容所であり東條英機など戦犯の処刑場の跡地でもある。
この史実をより知りたくて検索したと…