共産党と国民党のゆくえ、消費社会、近づく21世紀…これらの要素が渦巻くカオスの台湾社会に生きる若者。
クーリンチェの数十年後バージョンのような感じ。
エドワード・ヤンの映画はいつも記録性を持ってい…
マルトが売春の道に進むのをルンルンがとめるシーン、2人は一つの画面に収まっては、2つの画面に別れ、欲望と理性との間で対峙し合うようなシーン、このシーンは一生好きかもしれない。
私にはこのシーンがあ…
このレビューはネタバレを含みます
初めてのエドワード・ヤン作品鑑賞。
台湾の空気感がすごく好きだった。
ラストシーンで街の雑踏の中で2人がキスして、周りの人の話す声とかバイクの音が聞こえる中でエンドロールが流れていく終わり方がすご…
どいつもこいつもやってること無茶苦茶過ぎるのに、ヴィルジニー・ルドワイヤンのかわいさですべての汚らわしさをぶん殴り倒していく感じ。キスが不吉だなんて言ったって、こんなにかわいければ我慢なんかできない…
>>続きを読むクーリンチェの子供たちが成長した姿が見れるのが感情深い
台北のギャングのような4人組とフランスからやってきた女の子が繰り広げる群像劇
エドワード・ヤンの台湾はとにかくエモい
街のネオンとか、日中の差…
このレビューはネタバレを含みます
台湾という街を描いてきたエドワード・ヤン
複雑なアイデンティティを持つこの国の喧騒に揉まれながら綱渡りのように生きていく男たちの話
ホモソーシャルな関係性の危うさが序盤からひしひしと伝わってくる
不…