このレビューはネタバレを含みます
いかにもヴィスコンティ監督らしい作品だった
後味が悪く、重い女が出でくるのが多いし、男はろくでなし
観ていて不快な部分も多いのに、さすがの人間描写でつい観入ってしまう
昔は公爵夫人と将校の恋なんて…
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愛さなければ殺すというパトロン扱いされた女性の愛は深い
従兄弟を救うという意思が彼と出会ってから消失するのが早すぎて恋とは怖い
自国を占領している敵国の将校というのもそんな設定あったっけ?て感じ
フ…
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ヴィスコンティ作品では、いろんな意味で人間としてどうかしてる振る舞いをする人が登場する気がするけど、フランツは中でもハイレベルなクズ人間だったように思う。でも、時折見せる軍や祖国への思いがあふれ出す…
>>続きを読む最後に見せた彼の罵倒は本心か。
女性は歳を重ねていくほどに価値が落ちていくものなのか。
いつまでも見ていたくなるような豪華絢爛な衣装、美術、映像美とは対照的に、思わず目を逸らして耳を塞ぎたくなるラス…