《一生愛してるなんて言わないで》
この映画に無条件に発狂してしまう人がいたら、友達になってください。
狂気やロマンスについて語らい飲み明かす同志がいてもいい。
フィリップ・ガレル監督は一本も観たこ…
意外や意外、ガレルの怪談映画。が、キャロル役のローラ・スメットのインパクトが強すぎて、後半部分が取ってつけたようになっている。でも、その強烈さこそがガレルらしい。窓際で手紙を書いているキャロルのイメ…
>>続きを読むじゃんじゃん繋いでいく展開。それに合わせて忘れない全ての登場人物の感情に伴う表情、動きが見事にとらえられてる。個人的にはキャロルとフランソワが離れたところで日記を通して語り合う姿がとても良かった。音…
>>続きを読む夜明け前、不完全な夜。愛のまわりにハウる張り詰めた音、陰と陽のモノクロームと二人の女。幸福にさえ満足できない心に響いて、キリキリと痛い。シーンごと別人の顔に見えるローラ・スメットの魅惑が陰影で深まり…
>>続きを読むえっ?と呆気にとられるラストの衝撃。
モノクロの美しい質感や、カメラの向ける対象で魅せる極端過ぎるほどの意図的な演出が展開を惑わす巧みさ。
こうだからこうで、次はこうなるんだろうなぁというこちらの思…
カメラマン男子が恋に落ちる。
このモノクロの質感好き。そしてルイガレルは息をするだけで、孤独や青春感がよく出るので危なっかしくて好き。
そしてどちらかと言えば未練とかを持つ女々しさもルイガレルは似合…
ローラ・スメットが絶世の美女っていうわけじゃないのがいい。情緒不安定なキャロルが「フランソワ」って呼ぶ声が切実で寂しげで。フランソワを死へ追いやったのはキャロルではなく悪夢、幻、だと思いたい。確かに…
>>続きを読む