南米の陽気な結婚式とは対照的に主人公ファウスタの沈んだ表情「こんなにはっきり息をしてる、なのに生きようとしない」っていう伯父さんの台詞が誰もが彼女に思っていて、けれど言えなかったことなのかな…最後に咲>>続きを読む
大荒れの天候、機内に積まれた犯罪者と人間が蘇るウィルス…。こんなにドキドキするゾンビ映画を久しぶりに観た気がする!とても良い!
話の展開が早すぎて感情移入する間もなくあれよあれよと終わっていましたスピーディ!
亡くなった父の遺志をついで元ナチスの親衛隊員を探す旅に出る元ロックスターのシャイアン。真面目な話なのにショーンペン演じるシャイアンの仕草や話し方に和まされる。もう一回観ますね好き…。
この映画にははっきりとした主人公がいなくて強いて言えば「カルト教団」と「警察(政府?)」の争いという感じ。恐ろしさがぐんぐん伝わってきました。
親指を吸うことをやめられない少年…自信を持てずぼんやりしていた彼はADHDだったとわかり治療を初めてから本来の自分の力を見つける。何かに苛々しているそれが何かわからない、そんな少年の姿に共感しましたね>>続きを読む
激シブ!!!!!!ウィットに富んだ会話、思わずクスッと笑っちゃう。大好き
現代版俺たちに明日はない!妻と離婚、会社はクビ、脳腫瘍で余命は短いと宣告されたフランクは日頃からの鬱憤が爆発。偶然出会った女子高生ロキシーは彼が自殺する前にもっとサイテーな奴らを殺そうと説得、二人は旅>>続きを読む
別荘にいる姉夫婦の元に身を寄せることになったマーサ、過去と現在が交錯して、彼女の不安定さにこっちまで不安になる…洗脳こわいですね
ゾンビのタイプとしてはウィルスによってただれてるというより溶けてるというか粘膜的なものでドロドロしてる感じ……テレビゲームのように装備して向かっていくのは面白いと思ったけど、あまりに棒読み感が気になっ>>続きを読む
ポンヌフ橋の上で出会い恋に落ちたアレックスとミシェル。「君が誰かを愛していたら「空は白」と言ってくれ、俺は「雲は黒」と答える、それが愛の始まりだ」という言葉が素敵
大人のおとぎ話みたいだと思いました、SFとはちょっと違う。涙が止まらない血友病なのっていうアンナの台詞が好きだった。そんなアンナを笑わせようとするアレックスがとても好きだった。
途中まではとてもよかったんだけど後半、主人公が復讐に南北両側の中心人物を一人ずつさらって一つの部屋に閉じ込めるのがシチュエーションスリラーチックでなんだかな…。純粋に社会派ドラマに仕上げて欲しかったな>>続きを読む
映画を見ていてここまで生々しい感覚がこちらまで伝わってくるのは初めてかもしれません。終始流れる不気味な緊張感。ラストのシーンは軽くトラウマですね…。
ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件が題材になっている作品。わたしは歴史に疎いので、ドイツではなくフランスでもこういったことが行われていたということを知って驚きました。
原題の「le nom des gens」は「人の名前」という意味。こちらからのほうが内容を想像しやすいと思われますね。典型的なフランス人の名前のアルチュールは、祖父母をアウシュビッツでなくしている。名>>続きを読む
女手一つで育てられたダニエルは学校の問題児として特別クラスに入れられ、ゲイのクラークとペアを組むことに。ひょんなことからダニエルの父親の居場所を知り、クラークと共に父を探す旅にでる…。正反対の世界にい>>続きを読む
私たちには行くところがないみたいね、っていうゆきこの言葉の通り、帰るところも行くところもなく、なぜか離れられない二人、かなしい
ベネチア旅行の後、NYに帰国する前に彼女の実家であるパリに立ち寄った男女の2日間の出来事。ただの恋物語で終わらずフランス人の国民性のようなものが描かれていて面白かったし、それが結構ミソ
走るわ何度銃で打たれても向かって来るわの多分一番強いと思われるフレンチゾンビちゃん。ハラハラするしとても良いのだけど、なにせヒロインの性格の歪みが…。フレンチホラーならではのえげつなさあり、途中出会っ>>続きを読む
彼と別れて行き先を失った矢先、昔の恋人であるフランシスと暮らすことになったグロリア。二人の出会いと今が交互に映し出される。優等生チックなフランシスとパンクなグロリア、どちらも不良は不良だけど、どこか正>>続きを読む
ユダヤ人の一家に起こった悲しい出来事。パッケージだけ見ると華やかな映画のように思ったけれど、確かにセシルドゥフランスの美しさは際立っていたけど、内容は重い。少年フランソワの「なぜ僕には見えないはずの兄>>続きを読む
息つく暇もなくあっという間の170分。第二次大戦が終わったと知らされぬまま地下で暮らす人々。歴史を調べてからもう一度見てみたいな…。
ドストエフスキーの罪と罰の舞台設定を現代に移した作品。ロシア映画、いいなー。お洒落な薄暗さ。ロベールブレッソンの作品の雰囲気と似てるな~と思いました
原題の「metisse」は混血とか雑種という意味だと知って、カフェオレ、なるほどな〜と思いました。肩の力を抜いて見られるフランス映画。
とにもかくにも画が美しすぎる。イタリア映画は台詞がアフレコだったり語感が得意じゃないけど、ベルトルッチの映画は見ていて息を飲むね。
女優ののち作家に転身した鈴木いづみとサックスプレイヤー阿部薫の二人を描いたラブストーリー。町田康さんが出ていると知って鑑賞。彼の目力がすごい。鈴木いづみさんが足の小指を切り落としてしまうシーンのお茶目>>続きを読む