夜

海の上のピアニストの夜のネタバレレビュー・内容・結末

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

大好きだった映画を改めて映画館で鑑賞した。
なにが好きだったか忘れてしまうくらいの微かな記憶だったが、やはり名作だった。音楽が素晴らしいのはもちろん1900の繊細で刹那的な雰囲気も好きだった。
人の生き方の一つとして認めるにはあまりにも悲しくて寂しい結果だったけど、友人としても背中を押すには遅すぎるし、完結しているという点においては完璧な人生なのかもしれないと感じた。
未来への末恐ろしさは誰しも感じるはずで、それを打ち破るタイミングが地上にいたらいい意味でこういうものとして流されて変わっていくが、周りに同世代もいないまま成人まで成長している1900は普通の価値観には囚われない捉えられない存在だったのかな。
ピアノと一緒に踊るように弾いてる様子はとても印象的だった。
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