たぶん中学生のとき見て以来かな。
「誰が見ても面白い不朽の名作」って感じで語られがちだけど、オチを知ってしまった状態でみると中盤まで結構複雑だし退屈よね。何回も繰り返し見るような名作ではないのかも。
しかしこのラスト。展開もそうだけどこの切れ味よ。ジャジャーンとドヤ顔のネタバラシからの即幕引きという潔さが最高。これはリアルタイムで劇場で見たら痺れただろうなー。見れた人が羨ましい。
この時代のケビン・スペイシーは、次から次へとヤバい役やり過ぎ。この映画と同年に「セブン」、翌年に「評決のとき」、次の年に「LAコンフィデンシャル」、次の年に「交渉人」、次の年に「アメリカン・ビューティー」、次の年に「ペイ・フォワード」。普通に考えたら殿堂入りよね。実際はもうアレしちゃったけど、これだけヤバい作品・役をやり続けてたらそりゃ頭もおかしくなるわ、とは思う。