現実味のないふわふわとした映像や、長いワンカットが多く、話の内容が掴めないほどうとうとしてしまったようで。断片的にしか思い出せない、起きていたはずなのだけれど…。
後半のままならなさが切なくてすきだ…
甘い調べと無言の2人はなんだか記憶みたいだ。静かで端正なショットは見ていると気持ち良くて眠気を誘う。木の葉から見えるヴィアセムスキーの目など、目が印象的。ラストの外と中を窓を使って映す長回しも素晴ら…
>>続きを読む壊れていく2人が描かれている。
鬱屈さとすれ違いは、ガレルらしさというか彼のモチーフである。
スクリーンで観たいという気持ちが押し寄せる。
どちらかと言うアートフィルムに寄せているが、見事な成功だと…
傑作だった。今まで見たガレル作品のベスト。『ギターは~』以降の作品と比較すると、一枚絵的な完成されたショットへのこだわりを感じる。上半身裸の背中のショットや、光を浴びるアンヌ・ヴィアゼムスキーの…
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