海南に負けたショックを払拭しようと武里戦を三日後に控えながら急遽組まれた練習試合、相手は資金力に物を言わせ選りすぐりの選手を集めた急造バスケ部緑風高校。ゴリはスゲエハレた足首の大事を取りメガネくんが代わりにキャプテンを務める。急造でありながらも個の力で押す緑風高校にゴリを欠きどうも纏まりの無い湘北は苦戦、しかしベンチからのゴリの檄とメガネくんの命の次に大切であるはずのメガネの破損すら厭わない気迫のこもった懸命のプレーが火を付けようやく息を吹き返していく。終盤は軽い脳震盪で途中退場のメガネくんに代わりゴリが出場、足の怪我を感じさせない余裕のプレーを見せ辛くも逆転、花道も最後にリョータ直伝のフェイクを炸裂させ華麗にダンクを決めるが惜しくも時間切れ、特に見せ場なく終わる。取ってつけた様な不要エピソードでこれまたまるで面白くは無いが、「大人になれよ…三井…！！！」以来久しぶりにメガネを外したメガネくんがやはり隠れイケメンであった事を確認する為には存在意義のある作品。まぁ緑風もここまでデキるチームなのだから武里よりは強いんじゃないすかな、知らんけど。
