Solo1968

探偵はBARにいるのSolo1968のレビュー・感想・評価

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)
2.3
とても人気の高い、というか知人の評価も高く いつか見てみねばと思っていた人気シリーズの記念すべき第一弾をようやく体験。

ほんの十年ちょい前の作品なのに妙な古さ?を感じるのは 大泉さんでもなく、もちろん松田龍平さんでもなく、ヒロインを演じた
小雪さんのメイクを含めたキャラ設定がその原因かと感じた。

時代感を感じるのは、良い意味でも悪い意味でも、だが、こと本作をこんなタイミングで観た自分には時代感というよりも 失礼な表現をするならば、ブイシネマ感すら この小雪さんの起用がそうさせたように思う。
日常ではまず見かける事は無いであろう手放しに誰しもがあんぐり口を開けてしまうような美人さんであり、品もあり、なんていうか、綺麗なだけでなく、何をしてても物悲しさを感じる表情や、タレントさん、アイドルさんが、短期間でお芝居を練習して挑みましたーというお粗末なものではなく、十二分に役者さんとしての凄さも感じるが、その存在自体が何とも言えず 今 ではなく妙に時代感を悪く植え付けている、そんな感想。

また詳しく人様のレビューも読んでもいないので、それが本作の売りであり、味わいなのにわかってねえなぁーと叱られてしまいそうだが、思う事は

大泉さんのキャラや大半を支えるBGMは70年代の日本の探偵刑事もののそれを踏襲しているのに対して相棒である松田龍平さんは、2000年代以降のいわゆる現代のスタンダードなキャラ設定というところのコントラストが、売りなのか?

いきなり、GOD西田敏行が出てきて凄いなぁと思うがきっとギャラの関係だろう、登場場面も極短めだったり、海外映画ではキーとなる役柄の高嶋おとうとさんのカツラは印象的だったが、これっぽっちもサイコさを感じられず、、

後半で大泉さんが、かなりボコられてしまい、その後になんとしても、黒幕を暴く為に立ち上がるが、あれだけボコられたのに右の頬に安っぽい線一本の怪我の跡メイクなど、、これは意図的にチープにしてるのか?わからなくなった。


ほんの少し 尺が長すぎてだれた感じもあり、途中から

ルパン三世の実写は
小栗旬でなく、この人の方が適役なんじゃないかな?と気が散ってしまっていたのは反省点
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