作品のコアとしてのテーマやSFとしてのギミック的な部分は前作でやってしまってるからか、本作はより純粋にモンスターパニック映画に寄っているのかな？という感じがありました。（例えて言うなら本作の方がいろいろB級映画ぽいというか）
前作から続投で今回主人公のマルコム以外の人物がほぼ皆どこかヤバい人で奇人変人大集合なのは相変わらずなのですが、単なる傲慢脳筋キャラかと思われたハンターチームの隊長（スキンヘッドの人）が意外と周囲に目を配れて気も使える人物で（上着の血に気付いた下りで横入りが入らなければ……！！）、最終的にメンバー多数を失った事に消沈して計画から降りていったのはキャラ描写の深みを感じました。
シリーズはさらに続くようですが、この「懲りない人々」が主軸を占める世界で物語はどう展開していくのか、観てみたい気がしますw
