貧しく厳しい世相だがみんな人情にあつい!
まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー
■トラックに轢かれそうで避ける男歩道の消火栓に当たってこける手を怪我
警察や野次馬に連れ添われ医者に、男は野呂と…
風刺四コマ漫画の映画化で当時の世相が盛り沢山。市川崑のスピーディな展開が心地良い。
主演の伊藤雄之助はこれまで自分の持ってた胡散臭い役柄の印象とかなり違う。
凡庸でその名も野呂さん。
彼のペースと周…
伊藤雄之助の顔でずっと見てられる映画
戦後からまだ10年も経ってない、もっと言えば55年体制になる前の日本の様子をペーソスを交えたユーモアで描く
というかほぼコメディなのだが、だんだん笑うに笑え…
渋谷から新大久保まで電車通勤だったのが日本橋まで徒歩通勤に変わったのナルホドと思える距離感。
満員電車で電車で加東さん越しにガールズトークするシーンも良かったけどあの校長だったら当然車通勤じゃないか…
アッパレ、伊藤雄之助!!
役のノロノロした感じがまぁ、もどかしい。
にもかかわらずたまに見せる俊敏な感じ。
えへぇっていうあの笑い方がもうその人物にしか見えない。
んで、役名が野呂って笑
事故に合…
越路吹雪のコメディエンヌっぷりに比べると、伊藤雄之助特有の演技というか、顔というか、存在というか、がこの映画には重いように感じる。
だから、後半にかけて、伊藤雄之助演じる野呂の不憫さが際立って、笑え…
ハチミツ好きの黄色いクマさんは出てきません。市川崑監督による4コマ漫画原作の社会風刺作品。
ユウノスケ・イトウ演じる男が怪我したりデモに巻き込まれて教職をクビになったりと散々な目に遭う所をユーモラ…