このレビューはネタバレを含みます
モノクロの方が好きだけどカラーでもいいかな、小津節は出てる
原節子笠智衆年取ったけどやっぱいい
座るタイミング
カメラ動かない
人の営みの跡を描くのがうまい
水は一切とらないが水が揺らめいて映ってる…
夫に先立たれた妻とその娘の話。
周りの人達が娘の結婚を画策して奔走する展開はコメディちっくやけど、母と娘の間に漂う寂寥感にはしんみりしてしまう。
岡田茉莉子演じるユリちゃんがいいキャラでした。寿司…
秋刀魚の味と同様、おじさん達と女将さんとのゲスいやりとりに思わずニヤリ。そして母と娘の家族愛に思わずホロリ。小津の視点で切り取られた日本の"心"。当時の豊かさと美しさを垣間見ました。日本人で良かった。
>>続きを読む小津作品には常連のおじさま達がたくさんいるみたい。おしゃべり好きなおじさま。自分勝手なおじさま。なんでも適当なおじさま…。本作もそんなおじさま達三人が、知人の娘の結婚話で盛り上がる。余計なお世話だか…
>>続きを読む3バカトリオおっさんのすれ違い話。喜劇出身という監督の一面が垣間見れる。器や茶碗、装飾品類すべて本物の骨董を扱う小津安二郎の審美眼も楽しめます。カラーで本領発揮する監督。デザイン関係の仕事をする人は…
>>続きを読む(C)1960 松竹株式会社