odyss

歓びを歌にのせてのodyssのレビュー・感想・評価

歓びを歌にのせて(2004年製作の映画)
2.5
【音楽映画ではない】

スウェーデン映画。 

世界的な指揮者である主人公が心臓病で仕事を辞め、かつて子供時代を過ごしたスウェーデンの寒村に引っ越してくる。そこで地元のシロウト合唱団の指導を依頼されて引き受けるのだが、構成員にはそれぞれ悩みや家庭事情があった・・・。 

予告編から音楽映画だと思って見に行ったのだけれど、違っていた。これは合唱団員のそれぞれの事情を描いた群像ドラマである。 

だけど、うまくできているかというと、さほどでもない。意図的にだろうが描写を途中でうち切る手法がとられており、それでしかし深みが出ているかというと、むしろ逆で、きわめてありきたりな問題性しか持たないような印象が残る。 

女優陣も、ヒロインを初め、美形とは言えない人たちばかりで、つまらないなあ、と思いました。
odyss

odyss