Solo1968

ギルバート・グレイプのSolo1968のレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
2.7
◯若き日のディカプリオの恐るべき演技
◯↑にかき消されそうだが主演のジョニーデップも奇抜なキャラばかりの役者さんになる前の良い仕事。逆に新鮮。精悍な顔つきや有名どこの代表作のイメージとは異なり 強く?真っ直ぐな心美しい悩める青年を演じている。
◯当時の時代感よりも少し前の時代風景?なのか?映像の色味も優しく心地よい。
◯手に汗握る起伏の激しいストーリーではなく、終始 ほんのり、しっとり。
◯バックトゥザ・フューチャー3に登場し、ドクと恋仲となる女優さんが怖い。
◯アメリカのあまり耳馴染みのない街(←実在なのか?否かはわからない)における ある家族の物語だが、節々に 海を挟み文化の全く異なる我が国日本での個人的に大好きなドラマ 北の国から
にどこかしら通ずる ムードが感じられた。それは、もちろん景色とかではなく、セリフの合間の登場人物の心の描写だったり、作品として欠かせない 間 であり、音楽でいうところのブレイク に当たる部分で そう言う感覚を感じられた。
◯とりわけ後半においては、何で?どうして?という疑問も連発するが、大きな物語としては、その辺りは重要ではなく、ある環境の変化により 自身を解き放ち 自分の人生を謳歌すべく歩み出す青年の美談、と言う事でうけとめた。
◯心なき悪者による傷害などの罪や被害もなくホッとした。
◯キーとなるヒロイン?のジュリエットルイスさんの役柄は個人的にはイマイチでした。シナリオ含めて。
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