「空の色さえ気に障る」ってセリフ強いなあ
いつもの男性社会に甘んじるクソ夫の話かと思いきや妻が澄ました顔でそれを超えてくる狂いを見せて、最終的にはこの世界が狂っているよねというのはいつもの感じだった…
美麗な衣装のユペール様と40年代フランスの街の美しさとシャブロルの見事な演出に高揚しつつ、胸が抉られる残酷な話で見終える頃には悲しみに圧倒されて心が沈む
パワフル過ぎるので心に耐性がある時に見たほう…
2021/01/04 DVD
第二次世界大戦中のフランス、ドイツ占領下にあったノルマンディに住む1人の平凡な主婦マリー。
フランス最後の女性で斬首処刑者になった実在した女の物語。
これはずっと観…
最高。いまのところシャブロルベスト。堕胎手術の最中に笑い合って「男を待ってるみたい」と笑う。その直後に降る雨なんてやり過ぎだと思うし、電気がつく消えるのアクションもまさにシャブロルなんだろうけど、今…
>>続きを読むこの時代は堕胎を志願した人以上に手伝った人の方が重い罪にかけられる。
中絶も避妊も違法だったこの時代に女性が感じていた子供を必ず産むことに対しての「違和感」を闇の中絶によって解決してお金を儲けていた…
フランスの安達祐実ことイザベル・ユペールが違法行為に手を染めて大金を稼ぎ裕福な生活をするがそれを夫に密告され見せしめとしてギロチンにかけられるお話。比べるべきは『ヴェラ・ドレイク』であったり『4ヶ月…
>>続きを読む2017.7.27 初見
彼女は子供であったというひともいるが、野原の棘で傷ついた息子の膝を、拭いてやる姿は確実に母であった。
オンナでありたい、認められたい、夢をコトバにしていたい。
息子が母親…