冒頭〜映画の中ではちょこちょこと金銭のやり取りの様子が描かれていたけれど、
ヤク中のクローディアは金銭以外のもの、愛情や救済などを必死に求めているように見えて切ない限り…
終盤は、恋人に向かって、結…
「君を見ていれば耐えられる」
恋以外の何ものでもないですね。
そしてロルナが笑ったのも、この時だけでした。
クローディにとってロルナは、はじめは縋るだけの相手だったのかもしれない。だけど、クローデ…
ダルデンヌ兄弟監督作品、私にとっての第4弾。これまでの3作品(「少年と自転車」「息子のまなざし」「ある子供」)と同様にエンタメ要素ゼロ、BGMなし、状況説明なしのドキュメンタリー風。これまでと同様に…
>>続きを読むダルデンヌの作品の中でもかなり響いた
ありきたりなストーリーと言われればそうなのかもしれないけど、想像を絶する決意や想いも、生活のなかでの感情の揺れとか佇む間とかある意味普遍的なのかもしれない言葉に…
偽装結婚でお金を稼ぐファビオらのグループで、女性のロルナはその相手役として重宝されている。プライベートの彼女には、薬物中毒の夫クローディと、不倫相手のソコルがいる。クローディに愛想を尽かしたロルナは…
>>続きを読む他のダルデンヌ作品と比べると複雑なストーリー且つテンポが早く、エンドロールでベートーヴェンのピアノソナタが流れたのはかなり意外だった。それでもやっぱり社会の闇をロウソクの火で灯して見せるような作風は…
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