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マレーシア映画は初めて見ましたがこんなに泣くとは思っていませんでした。
涙で字幕が読めなかった。
僧侶との面会と最後の兄弟の面会シーンは白眉の出来。
無音の中、カチャカチャと手錠を打ち付ける音だ…
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辛い事ばかり起こる社会派映画と言ってしまえばそれまで。…なんですが!対象への愛情、丁寧な描写、抑制の効いた芝居、とにかく映画の姿勢が素晴らしく良くて、引っかかりなくこちらに届いてきます。
結果、飛行…
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マレーシア社会の陽の当たらないところで暮らす
素朴ながら犯罪や賎業には身を落とさない気高さをもつ聾唖の青年アバンと
生きるためなら手段を選ばない無軌道な青年アディ
不法移民故、医者にすらかかれないよ…
マレーシア映画『アバンとアディ』『富都青年』エバー航空で見た。
マレーシア生まれだが、身分証明書を持てず生活に困る兄アバンと弟アディ。口がきけない障害を抱える兄を吳慷仁(ウー・カンレン)が演じ、声…
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マレーシアで3回鑑賞、私は大好き。キャストと監督が挨拶する特別上映回に行って、一番前の席の人は出演者達とゆでたまご頭で割りあうのやるって事になって(みんなにゆでたまご配られ済、食べてなくて良かった)…
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台湾で話題になってる映画。ちょうど台湾出張が入ったので観てきた。
マレーシアって同じアジアだけどシンガポールのお隣ってぐらいであんまりイメージがなくて、こんなに中華コミュニティがあるんだ、とかマレ…
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主演の吳慷仁が最高すぎるし、吳慷仁以外がしょぼすぎる映画。
難聴で手話を用いる、マレーシアの難民区出身の華人という超絶難しい役を、全くの違和感もなく演技し倒す。特に、僧侶に説得される部分の受け答え…
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泣かせるための不誠実な映画だと思う、演技とスタイルが素晴らしいくせに結局意味、楽観がない。
左様でございます、石井隆好きの僕はそう言った。でもあれは常にはっきりと現実に離れたグロテスクな世界を描く…
監督登壇のQ&Aで語られた愛のキーパーソン、印象的な兄弟の育ての親マニーおばさん。彼女もその姿の通りマレーシア社会では弱者(というかもっと深刻な過去だったろうと想像する)側にいる。
30年住んだ町か…