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未帰還の友に
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未帰還の友にの作品紹介

未帰還の友にのあらすじ

小説家の先生(窪塚俊介)を慕う学生たち。先生は中でも、鶴田(土師野隆之介)に特別に友情を感じるようになる。そんな中鶴田は出征が決まり、一時先生と酒を交わす時間が取れる。二人の常連の居酒屋の娘・マサ子(清水萠茄)は新宿ムーランルージュの舞台に立っていたが、鶴田との恋は手紙のやりとりで続いていた。だが出征が決まった鶴田は苦しみながらも彼女との別れを決心し、先生にそのことを告げるのだった‥。そして時代は戦争の泥沼の中で、多くの若者たちの犠牲を強いていく。

未帰還の友にの監督

未帰還の友にの出演者

原題
公式サイト
https://mikikan.com
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
75分
配給会社
トラヴィス

『未帰還の友に』に投稿された感想・評価

ワンコ

ワンコの感想・評価

3.5
【無題】

僕は太宰がそんなに好きなわけではないが、この作品は別の意味で感情移入がしにくかった。

最近観た映画「ほかげ」のインパクトに加えて、日々報じられるウクライナ戦争やガザ紛争の惨状を見るにつけ、この作品の登場人物の心情や揺らぎは本当にこんな程度だったのだだろうかと思ってしまったからだ。

映画を観るタイミングだったり、まあ、人それぞれだとは思うけれども、作中で井伏鱒二の短いセルフの通りだと思う。
まあ、そういう意味では、太宰も分かっていたのだと思う。

評価の難しい作品だ。
Nyayoi

Nyayoiの感想・評価

3.7
太宰治の短編小説を映画化。
先生と学生たち、中でも親しくしていた鶴田は、出征が決まって、ほのかな恋愛に「ノー」と言った、と笑って先生に伝える。

こんな時代だったのだ。
なぜこんな死を迎えねばならなかったのか。
太宰が淡々と静かに、世の中をどこか客観視しながらみつめているようであった。

監督と地元の劇団出演者の挨拶あり。
手作り感もあったが、窪塚俊介と土師野の語りが静かに支えていて、心地よくもあり、悲劇の昔を思い起こさせる作品。太宰をじっくり味わいたくなった。
福間雄三監督   トラヴィス   吉祥寺アップリンク


友人のお誘いで、監督挨拶のついた回を観に行きました、市子の後だっただけに期待はどうしても高くなります・・・そして、映画に対して優しい気持ちになってました。


太宰治没後75周年記念作品、となっています。監督も初めての方。


太宰治の短編の映画化、です。


先の大戦末期、先生(窪塚俊介)と呼ばれる作家と思われる人物が上野駅で書生の鶴田(土師野隆之介)を待っていて・・・というのが冒頭です。


未帰還の、と言っているので、タイトルでネタバレなんですけれど、帰らなかった友の話しです。


まず、大変予算規模の少ない中で、よく完成させたな、とも言えます。何しろ、空襲、ジャングルでの戦闘、という戦争部分の絵がどうしても必要な作品なのに、映画化しようというのは、なかなかなチャレンジだと思います。そこを完成させただけでも、頑張ったと言えると思います。


監督のトークショーでは撮影が7日しか無かったそうです。


都内をいろいろロケハンして、昭和初期の色の残った場所を探し出して、撮影しています。


大変ご苦労されたんだろうと想像します。昔の面影を残す撮影現場ですから、カメラの画角が大変小さく(大きく引きの絵を取れない為と思われます)、バストアップくらいで引きの絵が無い為に、残念ながらとても狭い感覚があります。でも、役者さんたちは本当に頑張ったと思います。


特に、テントの中で寝そべったままの演技を強いられた方の演技は大変良かったです。


ムーランルージュ、今の人だとどういう事だかわかるのか?ちょっと心配になりましたし、その部分の、演出、脚本は完全に演者さんに任されていたのか、他の指導(字幕だと、劇団関係だと思われますが、ちょっと分からなかったです)なので、凄くこの部分は浮いた感じがします。


それに、仙台弁、というか、ある種の方言を使う鶴田さんの演技に最初は戸惑いました、何しろ、恐らく、ですが、太宰の文体のまま喋るので、少しクドイ上に先生は標準語なので、戸惑います。が、その戸惑いに慣れると、不思議と気にならなくなって、土師野さんの演技は悪くないと感じました。


1番良かった絵は、夕日の絵です。

フィリピンなど、南東に派兵された部分の撮影場面、凄く頑張ってるけれど、とにかく装備とか銃とかがほぼ無いので、大変厳しいと思います・・・人もいない中、頑張ってはいるんだけれど。


という感じで、良い部分もあり、残念な部分もあるとは思いますが、まぁ市子の後なので優しい気持ちになりました。


監督は貫禄のある年配の方にお見受けしましたが、監督作としては3作目、という事で、キャリアはそんなに貫禄は無いのだな、と思うと何となく納得。


太宰作品が好きな方に、オススメ致します。

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