リマスター版でも“色褪せない”画だった。時代の色で誤魔化したりなんかしていないカメラだったんだろう。
思えば90年代に、戦中の色や気迫をそのまま再現することはどれ程に難しいことか。
心の中の色を映し…
戦争が背景にある作品だけど、色彩が豊かで、人々の生命力を感じられる作品。もちろん辛いこと悲しいことはあるのだけど、アンダーグラウンドにいた人たちは彼らの世界の中で懸命に生きていた。コメディタッチなの…
>>続きを読む2023年劇場鑑賞137本目。
これは本当に本当に観ておいてよかった。っていうか、絶対的な大傑作ですね。もう3時間、打ちのめされまくってました。コメディ?って簡単に片づけてる場合じゃないです。モキュ…
激ヤバ大傑作。
画面の端から端まで動きに満ち満ちていて何処に注目して観るべきかわからなくなる。唐突で、荒唐無稽で、和気藹々とした中で、時折見せる戦争の悲惨さと過酷さ、そして国の消滅。管楽器隊の存在感…
さいっこうの映画。国がなくなるという信じられないほどの悲しみをとびっきりの激情型芝居とお間抜けかき切る強烈な時間だった。悲しみなんて感じさせないという気概。
最後の海のシーンむちゃくちゃジーンとした…
アンダーグラウンド(1995)
昔、あるところに国があった
4Kデジタルリマスター版での
リバイバル上映。
何処を切り取っても素晴らしい傑作。
人の愚かさと儚さ、陰と陽、明と暗
ユーゴスラビアの…
このレビューはネタバレを含みます
初めて地上に上がったヨヴァンの「地下に戻りたい」というセリフと初めて太陽を見た時のリアクションで感涙しかけた。
結構後半になるまでマルコとクロの見分けがつかず、完全に把握できない部分もあったため、…
これが名作と言われるのはとてもわかる。
コメディシーンがあまり好みではないのだけど第三章の壮絶さはなかなか良かったし、そもそも題材から言ってもコメディ調でコーティングしてはいても常に胸を裂く悲惨さを…
©1995 Ciby 2000-TF1 STUDIO