このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
自分は全然違うのに、みんなの押し付けるスティグマに合わせてステレオタイプに寄せるっていうジョーク。いろんな映画でちょこちょこ見かけるけど、これはそれを、集めてぎゅ~ってまとめた感じ。…
面白かった!
現実パートがシニカルでも悲観的でもなく、それでもいろいろな出来事が起こるのがリアル。"身に余る成功"というジャンルとしては「イエスタデイ」に近いものを感じだけど、よりモンクの人生が主軸…
無自覚なステレオタイピングを軽妙洒脱にぶった斬る。笑っちゃうけど笑えない。。わかったような顔して社会派ぶって、結局は消費しちゃってるやつ(つまり自分)への戒めに。じわっと沁みるラストもとても良かった…
>>続きを読む白人は黒人の惨状を見ていますという免罪符が欲しいだけと劇中で繰り返されるが、アジア人の透明化まで含めてそれを描いたこの映画が賞をもらっているのも結局白人の評価が大きいのだろうし、「私たち白人はちゃん…
>>続きを読むオーセンティシティとセルアウトの間に落ちると、ブラックコメディーになった。
「なんかもうやってらんねえや」って感情を見事なまでに引き出してくれる傑作だと思います。
にしても、上品でよく出来たブラッ…
控えめに言って素晴らしかったです。
中年の悲哀が滲み出てる。自分も中年なのでその苦悩がわかる。
仕事、家族、悩みは尽きない。一つも解決しないし。それでも人生は続く。
とにかくセリフがいいです。いくつ…
貧困やドラッグといった、黒人を主役としたステレオタイプな作品が蔓延していることに不満を持つ、売れない小説家のモンク。ある日、なかば当て付けのようにステレオタイプな黒人小説を別名義で執筆し、出版社に見…
>>続きを読むシニカルでウィットに富んでいて好きぃ~。
ジャジーな音楽も最高🎶
これ副題は「ファック」だと思う。
白人の免罪符の為に作られるフィクション。
ホント、これに尽きる。
多様性が生み出す窮屈で頭打…
ここ最近フィクションがどれだけ都合良く使われてきたか。フィクションを通して自分は分かったと免罪符を得る装置として機能させられまくった結果社会は全て終わった。みたいなことが映画自体の構成とあるいはその…
>>続きを読む家で、AmazonPrimeで見た。アメリカの黒人が、いかにも黒人らしい小説をわざと書いて大ヒットするという皮肉たっぷりの話ということは知っていたのだが、意外にそれ以外というか家族の物語の比重が高か…
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