マッシモ

クラユカバのマッシモのレビュー・感想・評価

クラユカバ(2023年製作の映画)
3.0
塚原重義さん原作の短編アニメーション甲鉄傳紀(こうてつでんき、STEEL FANTASIA)をご本人が長編アニメとして映像化。

本作は、「クラユカバ」と「クラメルカガリ」の2本が同時公開さへていますが、同じ世界観で作られている作品ではありますが、それぞれ単独で鑑賞することが可能です。

何も知りませんでしたが、方々で予告を見て面白そうと思ってお休みに連続で行って参りました。

【キャスト】
(大辻探偵社)
荘太郎:神田伯山

(装甲列車-ソコレ四六三関係者)
タンネ:黒沢ともよ
トメオミ:西山野園美

(その他)
サキ(情報屋):芹澤優
稲荷坂(記者):坂本頼光

【ストーリー】
(Wikipedia抜粋)
探偵である荘太郎は、先代の遺産を切り売りしながら自堕落な日々をすごしていた。ある日、馴染みの記者である稲荷坂の依頼で謎の集団失踪事件の調査を請け負うが、その直後に子飼いの情報屋サキが地下ギャング集団「福面党」に誘拐されてしまう。事件の手掛かりを求め、街の地下に広がる領域「クラガリ」へと降りた荘太郎は、そこでギャング集団を蹴散らす装甲列車『ソコレ四六三』と、その指揮官タンネを目撃するのであった。

【総評】
(全体感)
二作品連続でこちらを二本目で見たのだけど。同じ1時間弱でこちらの方が物語は尻切れで残念感がある。ライターの差がモロに出てる気がする。

(雰囲気を楽しむ)
雰囲気を楽しむものとしてはカガリと同様に合格点だと思うけど、話は何だかなぁ。1時間じゃ足りてない。1クールアニメくらいの尺を与えて育てた方が良かった気がする。クラファン企画なのでそこは仕方ないのかもしれない。

【あとがき】
二作品見て世界観を見せる作品だなという印象なので継続するなら何か軸に据えた話が一本ないとしんどいかなと思います。順当に荘太郎の話を掘り下げつつ単発探偵モノに収まるのが無難だとは思いますが。
マッシモ

マッシモ